インターン卒業生の声

4年生へのインタビュー

自己紹介

橋本知龍 自己紹介掲載写真
インタビュアー
橋本知龍
18期インターン生
(九州大学法学部)
伊豆亮佑 自己紹介掲載写真
伊豆亮佑
13期インターン生
(九州大学経済学部)

梶原紫乃 写真
梶原紫乃
14期インターン生
(福岡大学人文学部)
白川拓也 自己紹介掲載写真
白川拓也
14期インターン生
(九州大学法学部)

濱崎彩花 自己紹介掲載写真
濱崎彩花
14期インターン生
(西南学院大学法学部)
山本優一郎 自己紹介掲載写真
山本優一郎
14期インターン生
(九州大学工学部)

田中事務所の特徴

橋本: まず田中事務所の魅力や特徴について。僕はインターン生がやりたいことをさせてもらえたり責任ある仕事を任せてもらえたりするところだと思っていますが、皆さんはどうですか?
白川: 橋本君のいう通り、インターン生に仕事を任せてもらえるっていうのはこの事務所の大きな特徴だと思うな。
山本: 先輩の面倒見がよくて、適切なアドバイスをしてくれる。仕事が終わらなくて事務所で寝ることもあったりして当時はきつかったけど、それも含めて楽しかったな(笑)
梶原: 自己紹介プレゼンに始まって、まちゼミ、ひらぐらっていう商店街の仕事、プランナー(模擬政策立案)……いろいろあるよね。あと、ブログを毎日書いていたね!
一同: きつかった!

平尾愛

濱崎: 魅力はたくさんあるけど、何より地域の人が「インターン生」として受け入れてくれてるのがうれしい。自分の地元よりも平尾についてのほうが詳しいと思うな。
梶原: 地域の人があったかいしね。「第二の地元」ができる感覚。
山本: 「平尾愛」がうまれたね。あと大人と話す機会も多いから、電話の仕方もここで学びました(笑)
梶原: わかる!文書の作り方とか最初は全然できなかったなぁ。
山本: 最後まで付き合ってもらえてアドバイスをもらえるいい環境だよね。暖かく地域が迎え入れてくれるのがここの大きな魅力だと思うね。

インターンで身についた力

伊豆: 就活で求められるような「社会人としての能力」の基本的なことが身についたかな。完璧に理解できているわけではないけど、少し言われたら理解できる。
山本: 「何がわからないかわからない」っていう状況を脱せたね。
伊豆: あと、何かの時にお世話になっている方がいれば挨拶に行って終わった後にはお礼のメールをするとか、基本的なことができるようになった。
山本: 当たり前にできるようになったね。
濱崎: やっぱり、政治に興味が持てた。今までつまらないと思ってたリーフレットを見るようになったり、街頭演説を聞いてみたり。
山本: うん、僕はニュース気にかけるようになった。
伊豆: 市政だより読むようになったな。
山本: そう!僕も!

メンターとしての関わりからの学び

濱崎: インターン後含めて力がつく。たとえばパワーポイントの作り方を調べて、作って、先輩や議員に見てもらって改善して、というのをインターン中に一通り経験したら、卒業後には後輩に教える機会もある。自分が習得したものをもっと深められるよね。
山本: インターン後に後輩を指導することも含めて成長できる!
伊豆: インターン中は目の前のことに必至だけど、OBになって周りが見えるようになったらまた違ってくるよね。

※メンターとは、インターン卒業生として、現役のインターン生の指導をする人です。

卒業後も役立つ「思考の型」

伊豆: 卒業後役に立ったことでいえば、単位認定が厳しい授業があったんだけど、時間もない中プランナーを思い出しながらレポートを作ったらAをもらえたりして。やっぱり「まず背景、つぎに現状、何が足りなくて、どういった点から補完していけばいいのか」っていう応用の利く「思考の型」みたいなものを習得できたからかな。
山本: インターン中理解できなくても、2か月間ずっとやってると自然と身についてるよね。
伊豆: 野球だと、素振りをして型を身に着けてから実際にボールを打っていくよね。そんな風に、インターン中に身に着けた型を卒業後活用できる。高校までにはやったことがないことだよね。

アンテナの広がり

伊豆: ひらぐらとか地域の活動に関わった後、自分の町の取り組みも見るようになった。
山本: ほかの地域で面白い取り組みを見つけたら、取り入れたらいいなとか思うようになったな。アンテナが広がっていろんなことに興味が持てるようになったな。
伊豆: あと、興味があることについても変わったな。ためらわずチャレンジできるようになった。
山本: 為せば成るってことが分かったよね。
伊豆: うん、一歩踏み出せるようになった。例えば、行きたいインターンの募集が閉め切られてたんだけど直談判してねじ込んでもらったりとか。とりあえず言えば何とかなる!みたいな度胸かな。
濱崎: ある意味図々しさが身についたかも!
一同: (笑)
梶原: あらゆる手を使って自分のやりたいことを実現しようと頑張るようになったね。
白川: 僕はやっぱり「ものさしができた」っていうのが一番かな。具体的には、今までみんなが話してたことにつながると思う。

インターンを考えている学生に一言

伊豆: 政治政治してないから構えないでいいよね。
山本: そうだよね!今こうやって振り返って話をしてても、そういえば「議員インターンシップ」だった!みたいなね(笑)。
梶原: 議員秘書みたいなサポートしかしないかと思ってたけどそうじゃないよね。
濱崎: 議員事務所で働く体験というよりも平尾っていう場所で働く感じ。
山本: 活動の中心は地域、「平尾インターン」だよね!
一同: そうそう!
伊豆: 今後主体的に生きていきたいならこの事務所かな。
梶原: うん、何か変わりたいとかそういう思いがあれば来てもらえればいいと思う。
白川: 環境はあるから、少しでも迷ったら飛び込んだらいいと思うな。

2,3年生へのインタビュー

自己紹介

寺町和馬 自己紹介写真
インタビュアー
寺町和馬
18期インターン生
(西南学院大学法学部)
鶴田侑希 自己紹介写真
鶴田侑希
15期インターン生
(九州大学法学部)

光冨真理子 自己紹介掲載写真
光冨真理子
15期インターン生
(九州大学経済学部)
桐島直子 自己紹介掲載写真
桐島直子
16期インターン生
(九州大学法学部)

名称未設定 1
大屋周星
17期インターン生
(九州大学法学部)
名称未設定 2
林侑平
17期インターン生
(西南学院大学文学部)

参加動機

寺町: なぜインターンに参加しようと思ったのですか?
鶴田: 時間があって何かやりたいと思ってたけど、何もやることがなかったから。
桐島: 私は「春休み」という長期休暇に有意義な時間を過ごしたいと思ったから。
寺町: ちなみに田中しんすけ事務所は第何志望でしたか?
桐島: 私も候補には入れていたけど、第一希望ではなかったよ。NPO法人のスタッフから「間違いなく成長するから田中しんすけ事務所にしたら?」と勧められてやろうと思ったかな。
鶴田: 私も最初は家から近い西区の議員から順に希望を書いていたけど、スタッフの方から「自宅からの距離よりもインターンの内容で選んだほうがいい」と言われてこの事務所を第一希望にしたかな。まさか本当に通るとは思わなかったけど(笑)。
大屋: 俺は第二志望やったよ(笑)。
林: 確か大屋君は議員交流会で議員と会って決めたって言っていたよね?
大屋: 田中議員の事務所のインターンシップはどうですかとお聞きしたら、「部活みたいにきつかったりもするけど頑張ったら必ずいいものが得られるから考えてみて」と背中を押して下さって。それが決め手でこの事務所にしたな。
寺町: 議員自らきついと表現するようなインターンシップ、頑張れた要因ってどんなものがありましたか?
光冨: 同期のインターン生がみんな頑張っていたから自然に乗り越えられたかな。
林: 俺は過去のインターン生が残してくれた資料があったからどうにかなったね。困ったときはそれを見ていたかな。
桐島: 私はやっぱ先輩の力が本当に大きかったと思う。
光冨: 確かにそれはあったよね。活動が行き詰った時にはいつもお世話になっていたもん。夜遅くでも対応してくださって本当に助かったなと思う。
大屋: 分からなかったら先輩に聞けばいつも丁寧に答えてくれたから助かったよね。

プランナー内容

寺町: そんな田中事務所のインターン活動はなんといっても「プランナー」なしでは語れません。福岡市に対し模擬政策立案をする取り組みですが、どんな政策を考えましたか?
鶴田光冨: 私たち15期は福岡市で廃校の利活用をスムーズにするためのガイドラインを作成したよ。
桐島: 16期は働きたいけど働けない障がい者を支援するために、障がい者の就労支援について考えました。
大屋: 私たち15期は福岡市で廃校の利活用をスムーズにするためのガイドラインを作成したよ。

プランナーで身についた力

寺町: 期によって内容は様々ですが、どの政策も実現されているのがすごいですよね。政策を考えるにあたって何に苦労しましたか?
鶴田: ヒアリングだね(笑)。先進事例を集めるためだったんだけど、全国20くらいの自治体に聞いたかな。発表まで残り二週間でギリギリだったからあれは大変だったな。
桐島: プランナーは時間との戦いだよね(笑)。
大屋: 「時は金なり」という言葉を身に染みて感じるよね(笑)。
大屋: やることは多くて時間もない中だけど、人が多ければいいとはならないのがプランナーの難しいところですよね。
一同: 本当に!
鶴田: 作業効率は上がるように感じるけど、お互いの作業状況がわかっていなければ意味がないからね。むしろ情報共有は人が少ないほどしやすいよね。
寺町: そんな苦労をしつつ活動してみてどういう力が身についたと思いますか?
光冨: まずは「論理的思考」だね。
一同: 間違いない(笑)。
光冨: 政策を相手に納得させるためには論理がしっかりしていないといけない、ってのはつくづく感じたね。
大屋: 論理的に考えるために、セミナーを受ける機会があったのがありがたかったな。
寺町: 確かに!論理的な考え方の基盤から学べるのはこの事務所ならではですね。
光冨: 情報収集の方法も分かるようになったよね。「CiNii Articles(国立情報学研究所が提供する論文や図書・雑誌のデータベース)」の使い方なんかは学校ではほとんど教えてもらわないからね。
鶴田: レポートを書くときにかなり役に立っているな。集めた情報と情報をどう繋ぐかを考えるのも本当に苦労したけど、大きな力になったね。
桐島: PowerPointの作り方も本当に分かるようになったね。最初、先輩のスライドを作る能力の高さにびっくりしてたのが懐かしい(笑)。
寺町: 確かにそれは感じますよね(笑)。プランナーを乗り越えるとOfficeSoft(Word、Excel、PowerPointのこと)は最低使えるようになりますからね。
桐島: あと、「仲間を頼る」、「人に頼る」ということを学んだよね。プランナー発表の日までにどこまでクオリティを上げられるか、ということなんだけど一人じゃできることは限られているよね。そうなるとどうしても人に頼ることが必要になる。この力がついたからこそ、プランナーを乗り越えられたんだ思うなあ。
鶴田: 確かにそうだよね。「人に頼る」のも立派なスキルだよね。
林: 任せきりはよくないですが、自分で全部背負い込んでしまうのも良くないことだと感じさせられました。

インターンを考えている一年生に一言

寺町: では最後にインターンを考えている1年生に向けて一言お願いします。
林: 夏の「サマーキャンプ」、春の「スポーツ大会」っていう田中事務所ならではのイベントもあるし、楽しめる場所にはなっていると思うな。
桐島: 女性も多いし、全然男臭くはないよね(笑)。スポーツ大会とか本当にそう感じた。
大屋: 確かに!他事務所の方や地域の方も来てくださって本当に盛り上がりましたよね。
寺町: バレーとドッジビー、本当に楽しかったですよね。企画してよかったです。
光冨: ここの事務所に来るかどうかは運もあるかもしれないけど、少しでも迷っているならスタッフに話を聞いてみるだけでも面白いよね。
鶴田: 成長できるのは間違いないから、来て後悔は絶対しないよね。ちょっとでも成長したいと思っているなら、一歩踏み出してぜひ来てほしいなあ。