福岡市議会が閉会。まもなく新年度です!

今日も胸を張って、元気よく‼
福岡市議会議員の田中しんすけです。

2月末から始まった平成30年度予算議会、昨日で閉会しました。
田中しんすけは会派を代表しての討論に臨み、次年度予算案について様々な意見・要望を述べたところです。

今回の予算案の特徴として、天神・博多の都心部を軸に、ウォーターフロント地区の再開発、九大箱崎キャンパス跡地のまちづくりなど「官民による大規模再開発プロジェクト」が矢継ぎ早に提案されたことが挙げられます。
「都市の成長」を「生活の質の向上」につなげるというサイクルを創る試みに異論はありませんが(そもそも8年前に我が会派が提案した考え方であるという自負がありますw)、これら事業への過度な支出が市民生活の質を低下させることが無いよう強く要望しました。

今議会では、各局にまたがる分野について具体的な政策提案を行なったことも特徴の一つです。

たとえば、
①公共建築物の木造・木質化について
その促進に向けたガイドライン作りのためには、林業を所管する農林水産局任せにしてもなかなか進みません。技術監理を行なう財政局が音頭を取り、建築法規を所管する住宅都市局、そして、学校の木造・木質化に取り組む教育委員会も巻き込んで、横断的に協議を行なうよう求めました。

②食産業の集積を生かしたまちづくりについて
世界に誇れる「美味しい街ふくおか」という新たなコンセプトを提示。食の分野を本市の重要な政策の柱と位置付けて、食材生産や調理・料理に関する人材育成、食をテーマにしたコンベンションの誘致など、全庁的な取り組みを要望しました。

これらの取り組みを含めて、福岡市では「いつまでも健康で長生きできる社会」を目指した「福岡100プロジェクト」も本格的に始まります。
この理念を実現できる施策の実施を望むところです。

気付けばもう春ですね。
市役所前の桜をじっくり見たのも初めてです(笑)

田中慎介