生活道路の在り方から見る住民自治(2020年5月14日)

今日も胸を張って、元気よく‼
福岡市議会議員の
田中しんすけです。

マスコミ報道によれば、本日の午後にも福岡県を含めた39県において「緊急事態宣言」が解除される見込みだということです。
詳細については夕方以降に開かれる県知事会見を待たなければなりませんが、どのような方針が示されようと、個人レベルでは引き続き慎重な対応が必要だと思います。

さて、本日は地域活動について。
以前もご紹介したかもしれませんが、地元校区内の平尾4丁目の生活道路(正式名称は「市道平尾395号線」)に関して、
「時間指定の歩行者専用規制がかかっているにもかかわらず、それを無視して侵入してくる車が後を絶たない」
という地域の方からのご相談を頂きました。

まずは地元の町内会長さん、および校区の交通安全推進協議会の会長さんと一緒に現地を確認。ところが、実際に現地を見てみると、確かに交通規制を示す道路標識はあるものの、実は「この先120メートル」という文言が掲示されていることも分かりました。

つまり、この交通標識は、
「この道路(395号線)については交通規制の対象ではなく、その120メートル先にある別の道路(393号線)に規制がかかっているので注意してくださいね」
ということを意味しているわけで、相談があった395号線はそもそも交通規制の対象となっていないということであります。

しかし、相談者の方がおっしゃるには、この395号線は時間指定の歩行者専用道路であるものと長年認識されてきたということであり、通学路にも指定されているため、車の通行量がこれ以上増えるのも困るとのこと。

そこで、ここで改めて議論となるのが、
「この395号線も新たに交通規制の対象とするかどうか」
ということです。

新たに交通規制をかけるとしたら、近隣住民の同意が必要となってきます。
今後、この事案の行く末がどうなっていくのか。
地域住民の意見を聞きながら、良い解決策が見つかるよう知恵を絞っていきたいと思います。

 

田中慎介