4月までの会期延長が確定!
今日も胸を張って、元気よく‼
福岡市議会議員の田中しんすけです。
例年であれば3月末で福岡市議会も閉会し、地域の方々に議会報告がてらご挨拶…という時期なのですが、本日3月31日付で市長が議会採決への不服を申し立てる「再議」を表明したことから今年の福岡市議会は会期を延長、4月中旬までは議論が続きます。
※これまでに経験したことがない「4月議会」に突入です。
それに先立つ28日、本会議場で田中しんすけも予算案をはじめとする市長提案議案に対して最終討論を行ないました。
特に今議会で話題となった議員提案による「活力ある福岡空港づくり基金条例案(空港出資基金条例案)」については、わが福岡市民クラブも修正案を提案しましたが、その原案の趣旨には賛成を表明したところです。
また、この日の採決では、普段はなかなか実施されない「記名投票」という手法も採用されました。
注目された空港出資基金条例案に対する賛否は、賛成39・反対20という賛成多数の結果に終わりましたが、これに対して市長が再議を要求したため、さらに議会が延長される運びとなったわけです。
今議会を振り返ってみると、2月議会で提案された市長提案の「空港未来基金条例案」の否決と、「空港運営に関して出資を求める決議」の採択。さらには議員提案による「空港出資条例案」の審議とそれに対する修正案の審議など、市議会では福岡空港への関与を巡って活発な議論が交わされました。
とりわけ、議員同士で討論を行なう「議員間討議」が実施されたことは、今後の福岡市議会におけるさらなる議論活性化を予見させる出来事でもありました。
※田中しんすけも、修正案への質疑に対する「答弁者」として初めて発言する機会もありました。
民意を代表するべき「議員」が、議会という公式の場でこのように政策論争を行なうこと自体は、市民にとって非常に好ましいこと。
そのためには、議会内で与党も野党もない是々非々のスタンスと、議員個々の政策調査力のますますの向上が求められますね。
…などということを考えながら、机の面が見えなくなるくらい積み上がった書類をコツコツ整理する、そんな年度最後の1日でありました^^;
さあ、新年度も頑張ろう!
田中慎介