6月定例会報告
全ての世代にとって投票しやすい環境整備を!
~高齢者から小中学生への対策まで、具体的な政策を提案しました~
福岡市民の投票傾向
質問の冒頭では、これまでに実施された過去10回分の福岡市議会議員選挙の投票率、および政令指定都市で実施された市議会議員選挙の投票傾向を多角的に分析。福岡市民の投票傾向として、
②他政令都市と比べて投票率が低い(ワースト3位)、
③若い年代ほど投票率が低く、回を追うごとに各年代とも投票率が低下、
④一貫して女性の投票率の方が高い、という4点を明らかにしました。
傾向を分析して、確かな対策を!
このような特徴を踏まえ、投票率アップに向けた施策として、区役所における市内転入者への啓発、病院・老人ホームでの不在者投票の充実、市立高校における「模擬投票」の実施、小中学校における「主権者教育」の充実の4項目を提案。答弁に立った選挙管理委員会事務局長は、「投票率が低い現状を真摯に受け止め、本市の特徴や投票の傾向が現在の状況にある理由について、いろいろの想定をした上で、より効果的な啓発手法を講じていきたい」と、様々な取り組みを進めていく決意を述べました。
18歳選挙権を契機に、政治への参加を広げよう!
「どれだけ政治参加が高まってきているか?」このことが最も分かりやすいかたちで見える指標の一つが、選挙での投票率であると思っています。今は100人のうち30人~40人しか議論に参加しない中で物事が決まってしまって、残りの半数以上の人は関与していないという状況です。選挙を通じての参加が「政治への信頼向上の大前提」。投票率が高くなればなるほど、政治はもっと良くなることを引き続き訴えていきます。
自治会・町内会の皆様へ朗報!
公園への「集会所」設置に向けて大きく前進しました!
地域に身近な公園の活用について、自治会・町内会
(地域コミュニティ)で活動する地域の方々からの要望が高まっていることを受け、「地域に身近な公園が、自治会・町内会の活動を支えるインフラとしてもっと積極的に活用されるべきではないか?」という問題意識のもと質問に臨みました。 具体的には、自治会・町内会が使用する『防災用品倉庫』と『地域集会所』の設置を公園内に認めるべきであると主張。本市の公園を管理する住宅都市局長は、「身近な公園については、(これまでは自治会・町内会の公園活用を認めていなかったが)今後は、地域集会所の設置などの地域コミュニティ活動の活性化に資する公園のあり方について速やかに検討していく」と前向きな答弁を行いました。
福岡市集会施設補助金制度
この補助制度は、自治会・町内会のみなさんが利用する集会施設について、新築・購入、増築・改築、修繕、借上又は会議室等借上に際し、それに要する経費の一部を補助する制度です。
地域集会所の増改築や
修繕をご検討の自治会・町内会役員のみなさん、まずはこの補助金制度の活用をご検討下さい。また、会議室を賃借されている場合でも、借り上げ料に対する補助が適用されます!
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