平成28年9月議会 議案質疑
健全な「民泊サービス」の提供に向けて、質疑を行いました!
~福岡市旅館業法施行条例の改正について~
いよいよ始まる「民泊規制緩和」
旅館業法が改正されたことに伴い、住宅の全部または一部を活用して宿泊サービスを提供する、いわゆる「民泊サービス」の実施を可能にする条例改正案が提案されました。私たちは改正に賛成の立場でありながらも、今後の具体的な取り組みの中で、
「地域住民と民泊事業者(や宿泊客)との間のトラブルをどれだけ未然に防ぐか?」
という点を重視し、
①民泊施設開設の事前周知の徹底
②帳場(フロント)を設置しない施設に対する緊急時対応体制の確保
③悪質な民泊事業者に対する取り締まりの強化
④民泊に関する市民相談窓口の設置
の4点を要望しました。
これに対して本市は、「民泊事業者に対して、あらかじめ近隣住民などへ営業を開始する旨や緊急時の連絡先を周知すること等を徹底するよう指導するとともに、悪質な事業者には警察と連携しながら対応する。また、区役所と連携しながら地域団体への(民泊施設に関する)情報提供にも努める」と答弁しました。